百英雄伝の制作が今年正式に発表されたけど、
正式発表の少し前くらいにプロデューサーがTwitterかなんかで匂わせて「幻想水滸伝の続編とうとう制作開始か!?」って少しだけ話題になったんだよね
もうこれは中古の価格が高騰する前の今のうちに幻想水滸伝2を入手しておかなければ!
ちなみに2だけじゃなくて1もセットで買っておこう!
そう思って1を300円、2を500円で入手
(今調べると、相場はたったの2倍くらいにしかなってないけど)
そもそも幻想水滸伝は中2か中3の時に友達から「絶対おすすめだからやれ!」と貸してもらってプレイしたのがきっかけ
FFもドラクエもゼルダもクロノトリガーもやったことなくて、コマンド式RPGなんてポケモンくらいしかやったことない自分がPS2で幻想水滸伝1をプレイ
親が寝たあと、こっそり暗がりの中でプレイしていたのを今でも覚えてる
1も2もどっぷりハマって、今でも1だと「ビクトール」「フリック」、2だと「ジョウイ」「ナナミ」「ルカ・ブライト」の名前ははっきり覚えてるくらいだった
特に2は信じられないくらい楽しめて、こないだラスアス2をプレイし終わった後に人生のゲーム史を改めて振り返った時はTOP4に入ってくるくらいだった
ちなみにラスアス2、ウィッチャー3、KH2、幻想水滸伝2の4つ、順番は決められない
そんなこんなで、PS3を引っ張り出してきて幻想水滸伝1からプレイ
もう25年も前に発売されたゲーム、今になってプレイしてどう感じるのか興味があった
もう端的に言えば、めちゃくちゃ面白かった
あれ?1でもこんなに面白かったっけ?と思うくらい
これで2プレイしたらどれだけ楽しめるんだろうと純粋なワクワクが止まらなくなった
まず、今と昔の比較どうこうじゃなく、タイトルとして面白い点がたくさんある
108人のキャラが全員立ってるよ
仲間集めが本当に楽しいし、思い入れのないキャラは少ない
オクトラの時もそうだったけど、ドットでキャラクターが描かれていてそのドットが戦闘で綺麗に固有モーションで動いてるだけで、いろんなキャラを使ってみたいなと思わせてくれる
パーティも6人固定ではなく、12人くらいをグルグル回して使ってたかなぁ
これでも12人って結構自分の中では使った方
エンディングは「これで終わり?」と思うようなあっけない感じだったけど、
全体のストーリーとしても「初代PSでもこれくらいボリューミーなストーリー描いてたんだ」と驚き
丁寧めにプレイして1周28時間くらい
ムカついたり嫌いなキャラが一切出てこないからお世辞抜きで最初から最後までめくるめく楽しめる
108人も仲間がいて、そこからさらに敵がいて、、と登場人物が多いのにストーリーが薄くならないのは本当にすごいと思う
ビジュアルとセリフでここまで個性立つんだね
フルボイスでムービーもりもりでも感情移入できるけど、ボイス一切なしでものめりこめる
逆に90年代和ゲー最大の特徴でもあるBGMの良さが目立ってくるという結果
そして最新ゲームとの比較
まずびっくりしたのが、グラフィックは全然気にならない
いくら今の綺麗なグラに慣れてても、PSソフトを現代の薄型テレビでプレイしても全く気にならないのは意外だった
まぁSFCじゃないからね、一応PSだし
ロードも早かったよ、マップ読み込みの時間とかほぼなくて快適だった
「ゲーム」としては、サブクエとか収集物とか、あったらあったでやり込み要素としていいけど、なきゃないでストレスフリーでいい
逆に気になったのは、「どうぐ」とファストトラベルの利便性の低さ
どうぐはキャラ1人1人が最大9?10?くらいの道具しか持てないから、パーティ6人で最大54か60しかどうぐを持てない
そうびが1キャラでMAX5枠を埋めるので、おくすり・ドロップ・たからばこアイテムを常に30以下で運用しないといけない
超頻繁に本拠地の倉庫番に話しかけてあずけるひきだすを繰り返す
長いダンジョンに入ると、ダンジョンクリアまでの間に「もちものがいっぱい!」になってしまって一度本拠地に戻るはめに
そうびの切り替えも面倒なのはちょっと古さを感じた
あとファストトラベルね
街から本拠地、本拠地から街はいけるんだけど、街から街にはいけないのはちょい面倒
これはねー、最近のゲームでも利便性悪いのは悪いからなんとも言えない
実はオートセーブとかスタンバイモードが一番便利と気付いてしまった
セーブポイントに行かなきゃセーブできないって、まじで欠陥仕様だったんだな
ゲーム中に画面説明とか一切なされないから不親切だなぁとも思ったけど、そうか昔は説明書があったんだ!
説明書読んだら全部解決して笑った
戦闘サクサクで快適、戦争システム面白い、一騎打ちも面白い、育成は楽、本拠地システム最高、とにかくキャラが魅力的
隙がねぇ
今この年齢でプレイしてもこんなに面白いとは正直思わなかった
プレイして大正解
キャラが魅力的だから、いくつかキャラをピックアップして適当に感想書いていくかな
主人公:攻守ともに最強じゃね、無言だけど
バレリア:ずっと先頭にいれくれて、ボス戦でもずっと火力担当してくれた、しかも美人
フリック:途中までアタッカーだったけど最後は流水の紋章持たせて回復担当にしたらボス戦一気に安定した
ビクトール:雑魚戦相手に雑魚すぎる、体感40%くらいスカって反撃喰らう
クレオ:クリティカル率高くない?
パーン:テオとの一騎打ちは負けゲーかと思ってそのまま死なせちゃったよ、そのせいでグッドエンディング逃した
カスミ:可愛いし戦争で有能だし素早いんだけど、攻撃力がね・・・劣化バレリア
カイ:素性もよくわからないおっさんということを我慢すればプレイ快適度を一気に上げてくれる最強の仲間
ジーン:いちばんタイプ
ビッキー:一番話しかけたNPC
ソニア・シューレン:美人なんだけど親子どんぶりを想像しちゃう
レパント:顔焼けてない?
2も楽しみだなぁ!
料理対決は1からできると思ってたけど2からだったので、料理対決が特に楽しみ!
高まる瞬間:一向に成功しない商人の寝返り作戦「もうしわけありません しっぱいしました。」、本拠地にどんどん仲間が増えていく過程、主人公とカイの協力攻撃だけで雑魚一掃、ちんちろで相手が小便出してほぼ勝ち確した時、グレミオがマントと斧だけになってる演出、エンドロールの最初に出てきたプロデューサーが自分が社会人1年目の時に毎週定例会議やってそこそこ付き合い深い仕事をしていたKONMAIから独立したゲーム界の重鎮だったと知った時。あの人、幻想水滸伝のプロデューサーだったんかい!やっぱりすごい方だったんだな!あんな素敵なゲーム作ってくれて感謝しかない!直接感謝言いたかった!と驚き