50年間の余生の過ごし方

ラーメンと日本酒と外食とゲームを見初める日々

OCTOPATH TRAVELER Ⅱ【PS5】

Switch買って一番最初にプレイしたタイトルがオクトラ1

そしてスマホ版もそこそこプレイしそこそこ課金していた

そしてついに続編が!しかもSwitch専売じゃなくてPS5でも!!!

 

が、プレイからトロコンまで8ヶ月近くかかり、ダラダラとプレイしてしまった

直球で言うならば、前作の方が良かった

スクエニのシリーズ2作品目って神タイトルになること多いんだけど、いやはやオクトラにはそれはあてはまらなかったね・・・

 

良い点と悪い点、それぞれおおまかに書いていこうか

 

■良い点①:古き良きJRPGの神BGM継承

オクトラはまずBGMがものすごい良い

ステージBGMもそうだし、場面描写BGMももちろん、バトルBGMが神がかっている

90年代のSFCで数々うまれたあのJRPGの時代を継承する素晴らしいタイトルだと思っている

前作もDecisive Battle ⅡやThey Who Govern Reasonなど素晴らしい戦闘BGMを作ってくれて、それがファンによって16bitアレンジされたりと何度聞いても飽きないサントラを生み出してくれた

それが、Ⅱも負けず劣らずでクオリティが高い!!!!

特に好きなのはCritical Clash ⅡとFierce ConfrontationとThe Journey for Truth Ends

特に3つめの曲は各キャラ最終章のボス戦BGMなんだけど、各キャラのメインテーマごとのアレンジがされていて使いまわしじゃない!たった一回のみ流れるラスボス専用BGMが8種類!

この作り込みには感動したし、中でもテメノスアレンジが一番グワっと鳥肌立った

各キャラの今までの旅をこのバトルに凝縮させてぶつけることができる、そして操作を放置してBGMに酔心したくなる、、そんな素晴らしい時間が流れる

さらにさらに。今作は各キャラのテーマソングも素晴らしいのよね・・・

特にテメノスとアグネア。クセになるメロディラインと世界観バチバチの曲調

アグネアは踊り子だけあって変調のきいたメロディが素晴らしい

そしてやっぱりテメノスだよ。「Temenos, the Cleric」。

本当に西木康智さん作曲か?ディズニーが作ったんじゃないのか?と思わせるようなクオリティ

雰囲気が、エルサの住んでる城とかビーストキャッスルとかそんな感じなのよね

壮大荘厳な場所なんだけど違和感を漂わせるような、それでいてファンタジーチック。

56秒〜58秒に流れる鳥のさえずりのようなSE、これまさにディズニーで多用する拍子だよね?

この音の使い方には参った、ひとつだけ世界観が飛びぬけてるんだよな・・・


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と、作中BGMはバトルBGMだけでなく各キャラテーマソングも素晴らしかった。

ゆえに各キャラ最終章をクリアすると各キャラテーマソングが流れ始める演出、これも自分の中では最高に決まった

すんばらしいよ。オクトラ2のサントラも既にハードリピです。

BMG聞きたいがために3を望む。

 

■良い点②:進化したバトルシステム

前作もね、バトルシステムは画期的で戦略的で面白かった

いつブレイクするのか、BPをいつどれくらい使うのか、などなど

今作はそれに加え、「底力」という新システム。そしてヒカリの「覚えた技」とオーシュットの「けしかける」で戦略の幅が大幅に増えた!

・・・が、結局は雑魚戦は発明家の変形カタパルトで蹂躙するだけ

ボス戦はフクロウして相手の物防下げてクリティカルスコープして火力で殴るだけ

幅広の戦略を使ったのは裏ボスのガルデラ戦くらいだねw

 

■悪い点:陳腐なストーリー

前作はそうは思わなかったけど、、ストーリーが陳腐すぎないか?陳腐というか、幼稚?

おつかいやら裏切りやら、何の意外性もないストーリーが7人分続く。

どういう物語だろう?とワクワクする点はほぼない。サブクエもなぁ、、ほぼおつかいと探偵だし。

中学生~大学生向けのストーリーだね。

8つの物語が最終的に交わる、ということもないし。

エピローグでこれみよがしにオリとかカザンとかミントさんの本性が見えて少し「おぉ・・・」となったけど、そいつらの背景とかその後もちゃんと描かれてなくて腹落ちしない

欲を言えば前作の主人公達を一目でいいから見たかった・・・

と思ったけど、今作って前作の前日譚らしいね。そりゃ前作主人公いないわ。

唯一ストーリーが面白い、と思ったのはソローネ。ダークな雰囲気最高。

特にマザー戦ね。幼いミラちゃんの「ママを殺さないで!」という悲痛なる訴えを無視し、女主人公がマザーをその場で暗殺する。

幼い子供の懇願の通りになるストーリーが多い中、この展開はオクトラらしいというか、主人公が8人もいて8種類のストーリーが描けるメリットが出てたね。

でもなぁ、、盗賊とか剣士が戦うのは分かるけど、プリムロゼといいアグネアといい踊り子が武器使って戦いまくるのがほんとよくわからんw

ドルシネアなんも悪いことしてないのにラスボスってww

ドルシネア戦だけバトルBGMじゃなくて歌なのはなんかじわーんときたけどねw

 

・・・と、ストーリー重視するタイトルではないけど、ストーリー以外は良いJRPGでした。

キャラもね、やってくうちに愛着湧いてくるから好きな順で書いていくか

 

▼ソローネ

綺麗だしデバフ使えるから主人公にしたら大正解。

フクロウとコウモリはボス戦で大活躍だし盗公子エベルの鉤爪で火力も出せるし、何より序盤から村人のアイテム盗めまくるのでストレスがない!

全体攻撃が少ないからブレイク向けではないけどね

マザー戦もよかったし、ファザー戦もよかった。父親のひとつの理想像を見た。

クロード戦はね・・・いきなり黒幕登場って感じで燃えなかったし、さすがにファザーとマザーとソローネは兄弟って無理があるでしょww

でも、どろどろのストーリーは意外性があってよかった。

ソローネには幸せになってほしいね・・・とゲームなのに感情移入しちゃう。

 

▼テメノス

ソローネの次に仲間にしたけど、回復持ってるし何より声がカヲル君だからテンションあがる!石田さん!

ソローネとの相性も良かったし、憎めない素晴らしいキャラだったね

何よりテーマソングが最高です

 

▼ヒカリ

単純に強い、ク国をはじめとする中国感が良い、ムゲンの強キャラ感良い、返しの太刀強すぎ

カザンの声もね、カズヒラ・ミラーと一緒だからテンション上がるよ。杉田さん!

 

▼パルテティオ

名前がかわいい。

商人枠はね、トレサの後釜だからハードル高いよね。

こいつも声優さんが中井さんだからもうアッコにおまかせすぎてw

あまりに明るいキャラだから境井仁とは思えなかったw

緊急回避もBPパサーも前作では強かったけど、今回ほとんど使わなかったなぁ・・・

スケジュール交渉の強さをガルデラ戦で初めて知った。

1ターン1回攻撃の敵、封殺できるやん

 

▼オズバルド

1人だけ序章と2章が続けざまになっていたサイコパス科学者

登場人物全員サイコだったよねこいつの物語

サイラス先生の後釜ってのはパルテ同様つらいよな・・・火力落ちてていまいち使いづらい。

サブ神官やブレイク削る役として立ち回ってもらいました

ガルデラ戦のひとつ前の眼球戦で初めて火力を発揮

 

▼アグネア

盗み役その2。

爆乳愛されキャラなんだけどイラストがそんな可愛くないんだよな・・・

テーマソングだけ素晴らしい。

 

▼オーシュット

「かっこい~~~!」

これのイメージばっかりになってしまった

平野綾さんご結婚おめでとうございます。

 

▼キャスティ

声も動作も考え方も全部おばさんなんだもんwww

ほんとにこの声でよかったんか?

最初ミサトさんの声に似てると思ったけど実は全然違う人。

 

あかん、ソローネ一強すぎるw

 

その他雑記です

・エピローグの最後、みんな焚火からちりぢりになっていく時、これ仲間にしたのが遅い順に去っていってるよね?ソローネが去り際なんて言うか聴けずに残念

・それでいうとエンドロールのバックで流れてるボス戦も戦った順で回顧されてるよね?

・そしてアグネアのダンス発表会の時にニューデルスタ歩くのも、ソローネ始まりでよかった

・アグネア「オクトパストラベラー!」そしてタイトルドーン!これは良い終わり方。

・「謎の函」っていうサブクエ、おーこえーと思って普通に終わったけどnoteでめっちゃ細かく考察してる人いて凄かった。あれクロードに全部やられたんだね。床の黒ジミまで言及してたのすごい。同時に制作側もすごい。

・前作はルンマストレサでwktkしてたから、今作もルーンマスター欲しかったなぁ・・・なんだよ祈祷師って。

・ソローネ「ぱんぱかぱーん。」。変装した時の声。あいつ、ぱんぱかぱーんなんて言葉知ってるんだw

・ヒカリとアグネア、早く結婚しろよ

・ミントさんがアルカネットだった、という伏線ってあった?伏線ひとつもなければもうなんでもありじゃんね

・レベル100にするのがトロコンの条件だと思って奈落の底でアルロンド使ってせかせかとレベル上げしてたのに、レベル100にする必要ないと知ってがっかり。平均レベル88くらいでガルデラ戦行ったら被ダメゼロでクリアしちゃったよ。

・ヴィーデ戦はまさかすんなりバトルに行くと思わず、レベル上げしてた時の装備もジョブも適当な状態で望むはめになった。ただクリアできた。レベリングしすぎた。

・各章のラスボスBGM。クロード戦。さぁソローネはどんなアレンジかな!?と思ったら、曲流れ始めてクロードがすぐに物理攻撃⇒ヒカリ返しの太刀⇒クロード死亡 でアレンジ部分聞けなかった。しくったー!

・でもロストシード、雰囲気よかったよね。ここは2Dじゃなくて3Dでも歩いてみたい街でした

・発明家強すぎ。ソリスティアの西側から旅始めた人、不利すぎない?

・いつかオルステラとソリスティアの合体したマップを歩いてみたいね。スマホアプリ以外で。

・もし3が出たら。狩人は二作連続で女性だから次は男性かしら。男性の踊り子が出てきたら萎えるなぁ。日本はLBGTQに屈するな。女剣士ええやん。神官は女性より男性の方がゲーム映えする気がする。なので、

 男性:狩人、神官、盗賊、薬師

 女性:剣士、踊子、学者、商人

でいこう!てかもう踊子引退でいいんじゃない?代役なんだろ。マフィアとか?漢字二文字か、、じゃあ売人でいこう。それがだめなら海賊。女海賊、ええやん。

・アプリからだっけ?武器から本と扇子なくなったの地味に良い改善だよね

・これキャラ人気投票やったらどういう順位になるんだろう?前作のトレサみたいにダントツトップっていないよね?あーでも女性人気はテメノスか。石田彰だし。

・パーティーチャットのおかげでキャラに愛着わくよね。

 

よし、最後に続編が出ることを祈願してソローネの名場面を振り返ります

 

▼ファーザー戦後。唯一盗めないものは「明日」、そうソローネの母が語ろうとした場所で命を終えるファーザー。貴様は父親ではない。実兄だ。

 

▼ロストシードの異常な雰囲気好き。相も変わらずの接客する酒場の店員もっと好き。

 

▼vsクロード。こいつ女性を誑かすために街に繰り出してるの?襲う時もあればソローネ母の時みたいに愛し合う時もあるんだよね?ただのヤリチンじゃん。

ソローネだけで一本のダークRPG作れるんじゃないの?

 

さーて次は何しようかな。

FF7リバースやりたいけどその前にオリジナルをやりたい。でもそれだとスクエニ祭りになってしまうので、ひとつ洋ゲー挟みます。