50年間の余生の過ごし方

ラーメンと日本酒と外食とゲームを見初める日々

中州の橋で歌ってる奴は酔ってるのか大抵音痴

5月。

連れと韓国に行き、今年の大目的である顔面の脂肪溶解施術を受ける手筈。

サロンの予約もし、ハイフやらインモードやらいろいろ調べ、異国で受ける手術への若干の恐怖も心の奥底に閉じ込め準備万端。

行きのフライトは連れがとってくれたので、あとは帰りのフライトを予約するだけ。

渡航1週間前。予約ページに現れる「パスポートに記載されている氏名をご入力ください」の一文。

あれ・・・?「パスポート」・・・?大丈夫だよな・・・?大丈夫だっけ・・・?

確か有効期限は7月だったはず・・・

恐る恐るパスポートを開く。

 

有効期限満了日/Date of expiry

24 JUL 2024

 

こうして輪郭が膨れ上がった男は旅の行き先を同じ西の方角、福岡へと泣く泣く定めたのであった・・・。

 

▼みどころ

・伝説級にハードル高いラーメン屋「来来」にようやく訪問!

・別府で温泉三昧、お湯に溶けかける

・美人は3日で飽きるが博多のママこと愛子さんは3日じゃ飽きない

 

■5/24(土)

福岡でやりたいことなんて飯食うぐらいしかねんだよ

なので初日なんて朝から気合い入れて東京を発つ必要がない

のんびり浅草橋で昼飯を喰い、成田からLCCで福岡に向かう

成田は遠いし空港内もやけに歩かされるしで搭乗まで長いけど、福岡空港さえ着いちゃえば市街地まで出るの早いな〜最高かよ!

 

雨の福岡、天神駅の地下を行けるだけ北に進みイオンショッパーズをくぐり抜けダイソーで300円のレジャー用の椅子を買う

そのまま福岡に着いたというのに居酒屋に行かずニコニコレンタカーへ

二代目フィット。やべぇ車内で充電できねぇUSBポートがねぇww

ということでレンタカーの道中、スマホの電池に苦戦してチャージスポットをヘビロテでした

 

車を天神南の安い駐車場にとめて、そこから徒歩で向かうは夕飯「田中田式海鮮食堂 魚忠」。

ここ、ランチが大人気で大行列のお店

雨だし夜ならそんなに混まないだろうという狙い通り、待ちなしで入店!

夜も定食出してるしランチだろうと夜だろうと大差ないのです!!

まぐろとアジフライが気になったのでそれを喰える贅沢な定食

うーん、たっぷりのタルタルでアジフライ喰えるの最高だね!

雨でどよーんとしてるテンションを上げてくれます

ごまさばもまぐろもあるので、白米が進む

白米おかわり自由は嬉しいサービス!と思ったけどご飯茶碗がなんか・・・臭い

だけどとろろもあるしご飯2回もおかわりしちゃいました

まぁ・・・明るい店内だし広いし若い店員さんもキビキビ動いてていいんだけど、ちょっと観光客向けすぎるな

たけーし外国人ばっかだし。食べログの点数ほどは良い店じゃないです。


さーて少しばかり飲みますか

博多のママこと愛子さんに会いに雲レ日に行きます

いんやー1年4ヶ月ぶり!久々に来れた!

久々に来れた嬉しさで、本来落ち着くはずのお店なのにどことなくそわそわしてしまう

だけど愛子さんはいつものように男性客をあやすかのような温かい接客・・・

佐賀のお酒でお宮参り。肥前蔵心 JG雄町

なんか土曜なのに全然お客さんいない。すんごいすいてる。なぜ?と愛子さんに聞くと長崎は飛鸞の酒蔵が蔵開きをやってるらしい

いやいやお客の全員が長崎行ってる訳じゃないでしょwとは思ったけど、近場の人気酒蔵がイベントやるとそっちに客が流れる客層やばいっしょ

気になる万齢の活性にごり。まだ口開け前。60分くらいかけて今から開栓しますね、とのこと。

「開栓厳重注意!」。中にガスがあるから炭酸を抜くように、少し開栓しては閉じて酒が底から上がるのを待つ。そしてまた一瞬開けてシュワ!っとさせて閉める。待つ。開ける。それの繰り返し。ひたすらそれを繰り返し。

酒を底から上げるために瓶をずっとくるくると立てたまま自転させるように回す。

大変な開栓やなぁ。

待ってる間、次。

MATSUURA01 霞 Kasumi 無濾過生。これも佐賀。もう味忘れたけどこの店は下手な日本酒ないし種類多いし愛子さんに酒の味を事前に聞けるから自分の好みじゃない味の酒頼むことないのよね。ありがてぇ

一白水成の酒未来!酒未来ほんとよく見るね。美味しいよ。美味しいけど有難み減る。

ってことでちょっと早いけど最後は万齢 爆発純生 特別純米超活性にごり生原酒。

60分弱は開栓に時間を要しました。

まぁなんか・・・物珍しさで頼んだけど、美味しくはないわなww

なんの味だろう。すっぱいヨーグルトという月並みの表現しか思いつきません。

今日は4杯で終わり!

愛子さんまた来るね!あさって来ます!

予約してご退店、さよなら〜

 

アルコールを少しでも飛ばすため、シメの麺類にいきます

雨で寒いけど薬院まで歩いて長崎亭でちゃんぽん喰います

修学旅行で長崎行った以来、久々に本場九州でちゃんぽん喰ったかも!

リンガーハットとは全然違うな、スープがまじで豚骨。骨粉ざらざら食感まである。

うまい。そして具だくさん。そして本場のちゃんぽん麺やっぱり独特で美味しい。

いやー来てよかったなぁ。

つるつるの床も美味しさの証拠です。長崎亭万歳。

 

てかさみぃ。

5月末とはいえ雨降ってるから半袖一枚だと寒いです。

駐車場の車に戻り小休止。仮眠。

ここから来来のある飯塚市へと向かいます

しっかし寒いので途中九州の激安スーパー・トライアルに寄る

24時間営業ありがて〜

1,500円くらいの女性ものの伸縮性あるパーカーを買う。ゴルフにも使えるやろ。

 

■5/25(日)

午前1時半。飯塚市の来来に到着。店の前には3人列ができており一安心。臨休じゃなくてよかったー!

このあとの事の顛末はらーめんさん記事で書いたので割愛

変態のお店でした。ありがとう来来。


朝5時。飯塚高校を観に行く。升野英知の母校です。

チャージスポット借りにコンビニに行く。24時間営業じゃない。やってない。

OPENするまでコンビニで寝る。ろくに寝てないから眠いです。

ここから目指すは別府市!人生初の別府温泉

予約している昼飯めがけてひたすら東に進みます

初めて走る田舎道は楽しいねぇ・・・

飯塚市田川市⇒みやこ町⇒行橋市豊前町⇒中津市と走る。

カーラジオも圏外。音楽流せない。眠い。レッドブルが頼り。

宇佐市から別府市へと続く山道に入るとだんだんテンションあがる。

やっぱり山道は楽しいな!二代目フィットでも楽しいw

 

そ・し・て

急に開ける山道。一面の緑。牧場のような景色が広がる。

うおーテンションあがる!

一気に下り坂が続き、別府市街地に入っていくのがよくわかる。

と思ったらそこは別府温泉の中でも北西に位置する明礬温泉エリアだった

この明礬温泉・・・最高だった

あちらこちらに湯けむりが上がり、窓を開けると異様なまでの硫黄の香り

これはすごい・・・別府温泉ってこんなにすごかったんだ・・・

一瞬で硫黄の香りで充満する車内

そして異様なまでの下り坂。どんどん坂道を下る。下る。これはすげぇww

別府温泉いいな〜!もうこの経験だけで好きになってしまった

夕飯候補の亀正くるくる寿司に立ち寄り混雑具合をチェック

そしてそのまま昼飯前に温泉!

 

別府温泉と一口にいっても、小さい8つの温泉地帯の集合体みたいな感じなんよね

全部巡るのは無理かもしれないがひとつでも多くの温泉に入りたい!ということを目標としている

とにかく立ち寄り温泉の数が多すぎて何を基準に選んだらいいのか全くわからない

なのでここはGoogleマップの評価の高さを基準にしてみて最初に立ち寄ったのは「いちのいで会館」

レンタカーじゃなきゃ絶対走りたくない急こう配の狭い細い登り坂を進むとあわられる建物

「温泉」という見た目ではありません。まじでほったて小屋。

そこで受付し、店員さんと一緒に「ではお風呂までご案内します」と徒歩で1分くらい山道を進む

すると・・・おーなるほどね!

これまた小屋が出てきてその小屋で脱衣する

小さい小屋を向こう側に出ると・・・露天温泉風呂!そして市街地を一望!!

これはいい、山の斜面を切り出して温泉施設にしている感じで圧倒的開放感!

しかも11:30で貸し切り。めっちゃテンションあがる。

湯もみをしなくてもちょうどいい、むしろちょっとぬるいくらいで完璧な温度

冒頭の写真でもわかりやすいが、この温泉、コバルトブルーのお湯なのである

ブルーの濃度は濃くなったり薄くなったりのローテーションらしいがこの日はそこそこ青く映るからこれまた最高の雰囲気を助長してくれるね

1人でプハーと10分くらい入っていると、上品なおっさんが1人入ってくる

「こんにちは〜」と会話。横浜から旅行で来たという老夫婦の旦那さんだったね

「かみさんは別のところに今入ってますわ」と。しっかり男風呂と女風呂があります。

横浜から車で旅行にきていて、松山からフェリーで別府来たって言ってたかなぁ。気品あって誠実なおじさんだった。こういうめっちゃ仕事できて稼いできて今人生謳歌してんだろうなぁっていう爺さんになりたいね将来。

この爺さんにも貸し切りの気分味わってもらうか、と思いぼちぼち湯疲れしない程度でご退散

洗い場もないので持ってきたタオルで身体を拭いてそそくさと駐車場まで戻る

しっかしそれでもやはり身体から汗は吹き出続ける。これこれ、これをしたかったのよ!

「温泉にきた!」「別府にきた!」「湯めぐりしている!」というこの感じ。最高だね!

 

ここから別府駅周辺の市街地へ。

昼飯は豊後牛ステーキのお店「そむり」を予約済み

昔ながらの格式高いステーキハウスといった感じ。

ちゃんとした豊後牛ステーキは結構なお値段するので、日和ってランチ限定のサービスステーキ3,000円くらいのにしたら・・・全然美味しくなかったなぁ

ステーキ薄いし、しょっぱいソースがデフォでかかってるから肉の味全然しないし。

こーれは失敗した。まぁでも「豊後牛」なるものを食べられた、という経験です。

 

ここからは別府駅周辺の街並みを散策。

この日の早朝、来来@飯塚市の店主に「別府駅まわりは面白い歓楽街ですよ、味がありますよ」といった会話の中で教えてもらった餃子の湖月。

昼はやってません。夜はこのへんで飲むことも考えたんだけど目星つけてた海鮮居酒屋が定休日だったので泣く泣く駅周辺での一杯は断念です

商店街が網の目に巡らされてる市街地。基本はシャッター街だけどところどころ賑わいも見せていた。観光客こそ全然いないけど。

こういう、味のある、シャッターと若者の店が混在する情緒ある空気。いいね。

ということで竹瓦温泉に入り汗を流します。

ここは男湯だけで6人くらいいたので当然写真は撮れないがストロングスタイルの温泉です

でかくて深い浴槽ひとつだけ。温度も高め!そろりそそりと脚から入ってだんだんと全身をその熱さに慣らしていく。

洗い場もないので頭からかぶり湯。熱い。

泉質はシンプルさらさら。ややグレーがかった色み。

しかし古き良きでっかい文化財のような建物で温泉入れて300円は素晴らしいわ。

よくメンテナンスされてると思います

 

市街地も練り歩きおわったので車で別府市の北へ行ってみます

目指すは柴石温泉・・・と思ったが道中の「血の池地獄」に寄ってみる

別府は「べっぷ地獄めぐり」といっていわゆる「湯だまり」を地獄と称して市内の地獄を巡ってみよう!という観光を推奨している

全ての湯だまりの共通観覧券は2,400円。そんなん1人で巡りません。

一番赤い「血の池地獄」だけ入場料500円を払って入ってみんとす。

へー。これまじで地獄感あるね。地獄っていうか・・・マグマ?

このめっちゃ熱い湯だまりってなんなんだろうね。温泉ってへんなの。

どうせなら生肉とかポチャンと入れて「はい溶けました〜」とかやってほしいけどねww

あとは生卵をポチャンと入れて「1分で茹で卵になりました〜」とか。売れると思うんだけど。

観光客のほとんどは中国・韓国系でした。

10分で観光終了!こんなん1人で来るとこじゃねぇ。

 

気を取り直して柴石温泉へ。

別府8湯のうちのひとつ「柴石温泉」で、その名を冠した立ち寄り湯です

ここは内湯をパシャリ。

あつ湯とぬる湯があり、とはいえぬる湯も40度くらいあるので快適です

露天スペースには小さい扉をあけて入るドーム型の蒸し湯あり。いわゆる日本古来のサウナのようで、サウナより気温は低いが高湿度です。これいいね。

ここも300円だっけなぁ。温泉もあり蒸し湯もあり、綺麗なお風呂で300円。別府最高かよ

観光地だからもっと入湯料も高いと思ったけど全然そんなことなかった。この温泉物価がテンションあがるのよ。

 

さてマルショクというスーパーで酒を買い、宿泊先へチェックインしに行きます

明礬温泉「山田屋」という旅館。一番気になっている明礬温泉に入れるし、リノベしたてっぽい綺麗でシックな感じの宿!しかもダブルマットレスの和室で1泊11,000円くらいだっけか。すごいよかった!

部屋で充電しながら睡眠不足と湯疲れの身体を休ませながら巨人戦を観る。

さて疲れた身体に鞭打ってまだ温泉へと出かけるぞ!

ほんと身体を癒すための温泉になってない、温泉入りまくるためにめっちゃ疲労してる。

本末転倒だけど、私はそれでいい。皮膚のかゆみとか肌質は良くなるから部分的な湯治でいいのです。

 

目的地は「鉄輪温泉」。かんなわ、と読みます。

ここも小さい温泉の密集地帯。面白そうな温泉が多い。

まずは一番有名な「鉄輪むし湯」。

うーん。むし湯あんま面白くない。1人だと微妙だね。温泉自体も面白みはなかった。ここはエンタメだね。

次。公共温泉の「地獄原温泉」。夕方までは100円を賽銭箱に入れれば入れる。

地元のおっさん2人が喋っているアウェーな雰囲気。洗い場もない。ひとつの浴槽にボチョンと入るだけ。うーんこれも10分でいいな。短スパンでどんどん温泉を巡っていきます。

次、渋の湯。ここあんま期待してなかったけど鉄輪では一番よかったな!

優しい地元のおっさんが先に入ってたけど、気さくに話しかけてきてくれた。

方言であんまり何言ってんのかは分からなかった。

一番奥にある「竹」。ここにお湯をかけて温度を低くしたり、そもそも源泉をこの竹に伝わせることで源泉の温度を低くするという工夫らしい。へーおもしろい!

洗い場もないけどゆったりと入れるいい温泉でした。慣れた地元民と俺みたいな初見の観光客が入り混じりながらも挨拶を交わすこの雰囲気がいいね。

この体験が100円でできるんだもん。物価壊れてる。

 

鉄輪温泉は“温泉街”としての情緒はあれど、泉質はどこもさらっとした無色透明、特段面白い!というお湯ではなかったね

しかーし湯上りでコンディションは最高

汗ばむ身体で車をちょいくと走らせ、この日の夕飯のお目当て「亀正くるくる寿司」へ向かう

ここは大人気大行列の回転寿司屋で、常に記帳された名前が呼ばれている

夕方早めの時間はそこまで混んでないだろうということで16時くらいに記帳し、温泉入って19時にお店へ到着

と思ったら温泉入りすぎてとっくの前に呼ばれていました。あぼーん

ササっと空いてるカウンター席に座ってノンアルビールを喉に流し込む

これこれ・・・昨日はビール飲めなかったから・・・これだよこれ!

ノンアルとはいえ湯上りのビールは最高です

お目当ての関サバ・関アジはもう既に完売。これは仕方ない。

他のネタ食べてめちゃ美味しかったら関サバ関アジ目当てで明日の朝に来てもいい

そう思って中トロとか美味しい軍艦とか食べてみる

うーん。美味しいっちゃ美味しいけどなんだろうな・・・

「まぁこんなもんか」という感想に尽きる。

黒板にネタごとの産地が書いてあるのは嬉しい。ほとんどが地元別府産なのも嬉しい。

ただ、、もう来なくてもいいかな、と。

お腹ほどほどにしてスーパーで地元のお刺身買って部屋で嗜むかな・・・と思っていると。

さっきまで品切れだった関アジ軍艦がなぜか復活している。注文できる。

これなんかのミスだろ、と思って注文すると本当にきた。しかも注文直後に品切れになる。

うおー有難がって関アジを食す!

・・・まぁこんなもんか。ぶつ切りになってるから食感もいまいち。

なんか残念。

韓国人の家族、寿司喰わないでずっとスマホいじってるしあんま楽しくないので退店。

まぁ別府で大人気の回転寿司屋に来れた、ということに意味がある

 

さてこの日のお宿「山田屋」に戻る

明礬温泉街のど真ん中に位置し、宿の目の前から湯けむりがモクモクと立ち上がる

もう街全体が硫黄臭くて最高

ここに泊まれるんだ〜という高揚感

宿自体もとても綺麗で、4部屋くらいしかない感じ

さっきから温泉入ってばっかだけど・・・貸切の温泉に入りましょう

宿の目の前に宿専用の温泉の入口があり、鍵を開けて地下へと潜っていく(写真は昼間)

すると現れる2つの扉

扉を開けると小さな脱衣所があり、さらに扉をあけると・・・

ラクゼーションBGMがほのかに流れる、裸電球のみで照らされた幻想的な温泉がご登場

うわーーこれは・・・贅沢、愉悦、そしてちょっとエッチ

鉱泉からドバドバと源泉が流れる

贅沢に温泉で頭と身体を洗い、石鹸を丁寧に洗い流し、そして熱いお湯へと身体を沈める

あ〜〜〜最高だ・・・

この癒される時間のために大枚はたいて遠くまで来てるんだ・・・

俺は韓国じゃなくて九州に来てよかった・・・

夜という時間もあいまって硫黄の香りがどんどん俺をチルさせていく

壁一枚を隔てて隣にも客人が入ってきた

物音や声を立てず、ひっそりとお湯に潜む

その妙な緊張感と、顔も知らない隣の客人がどんな人なのかを想像する謎の高揚感

その全てに身体を委ね、お湯に溶け込んでいく・・・

 

ぽってり1時間くらいか。

身体が明礬に溶け込む前に部屋に戻る。

テレビを観ながらキンキンに冷やしたビールを缶のままいただく。

犯罪的だ、うますぎる・・・!

冷蔵庫がちゃんと冷えるホテル、めちゃめちゃポイント高いです。

適度に酔いがまわった身体に雑に浴衣を纏わせ、布団にまみれながら睡眠につく。

ここまで幸せな入眠は久しぶりだ。

嗚呼、明礬温泉。

 

■5/26(月)

朝は7:30に起き、朝風呂をいただく。

昨夜の幻想的な湯の佇まいとは違い、曇り空からわずかに陽の光が差し込むさえずりの湯。

しかしお湯は昨夜と同様、その熱さと香りで私を包んでくれる。

 

叙情的にもなるわなww

 

チェックアウトし、宿から歩いて1分、すぐ上の岡本屋売店に行く

ここは「地獄蒸しプリン」が有名な茶店で、昨日の午後は駐車場がずっと満車続きで大盛況だった

朝10時過ぎなら並びはゼロ

プリン一つ買って、奥の見晴らしの良い景色をバックにパシャリ

プリンのすぐ右上にあるグレーの建物、これが泊まってた宿。

こんな自然に囲まれたところで寝泊まりしてたんだね。

プリン自体はまぁ・・・普通です。地獄で蒸したから美味しくなるとかない。

 

さーて別府から離れる前にも温泉入るぞー

まずは明礬温泉から少し下ったところにある「鉱泥温泉」

平日の午前中とはいえ人気のようでかなり人が多かった

ここ、露天風呂オンリーだが一番奥に泥のように濁った源泉がドバドバ出てる箇所がある

そこに10分浸かってから外気浴。それを3回繰り返してねという温泉。

この泥みたいな温泉がかなりクセがある。

見た目の色はまじで泥水、だが近くで見ると泥成分がマーブル状にお湯に溶け込んでいてまるでココアの中に入っているよう。

顔にはつけてはいけないので肩まで浸るが、泥成分が身体に付着して気持ち悪い、ということはない。適度にさらさらな泥。

これほんと面白い。ぬるくないから温泉としても楽しめる。

ルールを守って3回ローテーション。身体の火照りは他の温泉と同様だが、特別何か効能を感じる訳ではない。ただ泥水の中に入るという新鮮な体験はできた。

最後はとにかくだだっぴろい普通の温泉に入り身体の泥を落とす。このただのお湯も何気によかったな。

鉱泥温泉、なかなかにツウで良い温泉でした。

 

お次。秘湯中の秘湯、野良温泉に行きます。

レンタカーじゃないと絶対に走りたくない、ボコボコで舗装されてない狭いじゃり道を進み別府市の西側の山側へ潜っていく

するとだんだん異様な雰囲気になり、監視カメラと「※注意!」という看板が出てくる

そう、ここは2010年当時、秘湯巡りをしていた20代の女性が殺害された事件現場となっている

今では監視カメラなどのセキュリティを強化した上で秘湯へと続く道は公に開放されている

多少なりとも怖いので昼間の明るい時間にきてみた

ひとつめ、「鶴の湯」。駐車場なんてないので手前の広めの道にとめて、そこから数分歩いて移動。

小さな小川沿いに歩を進めると、「鶴の湯」という小さな石碑とおそらく脱衣場である屋根が現れる

屋根の前までいくと・・・・ほほー!これが野良温泉か!まじで秘湯!

ボランティアさんによってちゃんと整備され、コバルトブルーの小さな温泉が湧いてます。

他にも人が数名いたのでさすがにここで全裸になって入りはしなかったけど、手だけちょっと触れてみたらちゃんとあったかい。

さっき川だと思ってたのは源泉でした。川も熱い川。

この奥から熱々の源泉が湧き出る。すごい。まじで野良だね。

こんな野生の場所に温泉湧いてて、ボランティアの人が守ってて無料で開放してるって・・・すごいわ。温泉文化の賜物。これはなかなかお目にかかれない。

 

鶴の湯をあとにし、さらに山を奥に進む。

一面山すそ。綺麗。ここは開放的でよい。

ただこのあとは林に囲まれて薄暗い道へと入っていく。殺害が起きた現場はどこだろう、もう通り過ぎたのか、はたまたもっと奥なのか・・・

恐怖心をあおりながら目指すは「鍋山の湯」。

ただここは仰々しいケージによって閉鎖されていた。

たまたまだとは思うがケージには真っ黒のカラスが数羽とまっており、レンタカーと登場したと同時にバサバサと羽ばたいていなくなった。これマジで怖かった。

カラス。お前は何を訴えてるんだ。

昼間の12時だというのに寒気がする。

 

折り返してさらに違う道を進む。どんどん登る。景色として最高である。奥の方はゴルフ場があってグリーンすら望める。はぁ、平日に別府でゴルフする富裕層に俺もなりてぇ。

 

目指した「へびん湯」に到着。車をとめてあたりを見回すも温泉らしきものはない。

よくわからないままタオル片手に通路らしき道を進んでみると川へと下る道。

石だとか岩を飛び越えて川をまたぎ、よくわからない道を歩いて進む

すると・・・うお、これもすんげぇ!

脱衣所と共に、近くに池のように湧くミニサイズの温泉が4つか5つ!

うわーこれ川のど真ん中に温泉あるよ、すげぇ!

冷たい川かと思ったら温泉なんだもん、訳わかんねーよ!

と高いテンションのまま脱衣所ですっぽんぽんになり、池みたいな温泉に飛び込む

うほー!ぬるくない!ちゃんとした温泉だ!

こーれは開放的。

イメージとしては飛騨高山にあるひらゆの森。あれは人工的な造りだけど、こっちは天然のまま野生の温泉が楽しめる。

温泉に入って脱衣場を見上げるアングル。前方から温泉が湧き出てこっちに向かってくるスリル。

川下に向かうアングル。これ静止画だからよくわかんないけど、Live Photoだとちゃんと湯気あがってるからね。見た目は川なのに湯気あがってるし、ずっと温泉が湧き出る音してるし、何よりこんな川のど真ん中ですっぽんぽんだし周り誰もいないしで非日常すぎる!開放的!

しかも殺人現場が起こった場所だからすっぽんぽんだとMurdererが来ても絶対に敵わない!殺される!早く車に戻って市街地に戻らないと!という焦燥感!

なんかいろんな感情が入り混じって本当にふわふわふわふわしてた。

これは楽しかったなぁ・・・別府という温泉街の実力を隅々までしゃぶり尽くした気がした。

まだまだ行ってみたい温泉はあったけど、この秘湯を見つけてしまった以上、もう別府に思い残すことはない。

福岡へ戻ろう。

 

しかーし。別府は終わりとはいえ隣には湯布院がある。

湯布院でもひとつは温泉に浸かっていきたい。

ということで塚原温泉という火口で有名な温泉へ立ち寄る。

ここは金属臭のする少し緑がかったとろみのある温泉でした。とにかくぬるい。34度くらいか?体温より低かった。入れば入るほど湯冷めする。

小さめの浴槽だったがほぼ貸切だったのでストレッチとか体操とかして過ごす。奥の乾いた壁に水滴をつけてアートを楽しむ。

この時点で13時半近く。あれ、14時から唯一出ないといけない会議あるけど私昼飯どこで食べるんだ?

福岡県内でろくな昼飯を食べるためには今すぐここを出ないといけないが、14時頃おそらくめちゃ山道なので圏外の恐れあり。

かといって14時から始まる会議をここ湯布院で出てしまっては福岡に戻るのが19時近くになってしまって夜を堪能できない。

いちかばちかで急いで車をまわし、山道へとつっこんでいく。

 

安心院町というへんてこな名前の集落を通過し、目指すは中津市のラーメン屋「宝来軒」

ただ道中で会議に出ていては絶対に営業時間に間に合わない

いやー困った

福岡市内の魁龍にしよう!ここに18時くらいに着けるはずだ!

という計算を車内でし、山道を初代フィットで激走する

だめだ、タイムリミットです。14時です。

近くにあった謎の「宇佐のマチュピチュ」という展望台の駐車場に車をとめ、わりと重要な会議に出る。

超山道だけどギリ電波あってよかった・・・

14:30以降はカメラをオフにし、音声だけ聞きながら車を走らせる

玖珠町、日田市と通り過ぎ、ようやく人間らしい生活ができそうな町に出る

県道の青看板には「朝倉」「筑紫野」の文字

あれ、俺明日の昼飯に二郎朝倉街道駅前店に電車で行く予定だけど・・・これ二郎のすぐそば通るじゃん

明日もこのへん来るのか〜

あれ、今日行けばよくね????昼より夜営業の方がすいてるよね???このペースでいけば夜営業始まる30分前シャッターとかいけんじゃね???

 

という圧倒的ひらめき。

このひらめきによって今日このあとの予定と明日の予定をすべて変える

ええやん、今日は二郎喰って酒はほどほどにして、明日を酒飲みDAYにしよう!

 

16:30、二郎到着。いつか出張で来たにしてつストア朝倉街道店の目の前。レガネットだっけ。30分前シャッターで先客9!買った!

味はらーめんさんで書いた通り。美味しい二郎でした。

麺半分にしたから夜はぼちぼち博多で酒飲めるぞ!

 

そのあとはニコニコレンタカーまで3号線を爆走。

ろくにラジオも聞けないし充電もできないクソレンタカーだったけど丸2日間世話になったぜ。今回も無事故エンド。ニコレンいつも安くてサンキュー!

 

中洲川端のナインアワーズにチェックイン。酒飲んで寝るだけだから安宿でいい。

さて曇レ日の予約時間まで充電してシャワー浴びてさっぱりするかね!

温泉入りまくったとはいえ、暑い車内でのリモート会議や二郎で身体はベショベショ。シャワーでさっぱり!

 

愛子さんこんばんは、ということで今宵も雲レ日で日本酒に溶ける時間です。

黒龍 大吟醸。口開けしたて。一昨日はなかった酒に興味がそそられる。

博多百年蔵 しぼりたて純米酒この酒蔵初めて聞いた。「博多百年蔵」ってなんか全然美味しくなさそうな名前だけど、この酒めっちゃ旨かったな。フレッシュぴちぴちでびびった。お土産に買おうかと思って取り扱い店調べたら、岩田屋とか博多阪急とか三越に売ってたから明日買おうと決心。それくらい旨かった。やっぱこういうピチピチした日本酒が一番うめーな!

六十餘洲 特別純米 原酒。すんごい透明だね。

上喜元 純米吟醸 4 SEASONS 春。このシリーズ初めて知った。日本酒っぽくない可愛いラベルいいね。蔵の文字ロゴなんて真ん中に据えず端っこでいいのよ。わきまえてる。良きラベル。

名倉山 JG生酒 Code-N 渚。これもめちゃくちゃ旨かった。これはサイダーみたい。同じピチピチでも果実感のあるピチピチではなく、サイダーみたいな弾ける清涼感のピチピチ。ちょっと甘くてガス感あってマジのサイダー。美味しかったなあ。おかわりしちゃったもん。

繁枡 JDにごり。この日は美味しい好みの酒に2つも出会えたからちょっと冒険です。にごりもたまには。

亀齢萬年 JG。広島の酒。あーこの写真で思い出した、この日は右隣に元リクルートですんごい高学歴の方と仲良くなり、さらにその右側に川端商店街の平田理髪店?バーバー平田?の店主さんがいらっしゃったんだ。おしゃれなピンクのニット帽かぶってダンディだったなぁ。完全予約制だって。俺も博多で髪切る機会があったらこの理髪店に行ってみようかしら。と思ってGoogleクチコミ見たらエグいくらい評価高くてビビったんだ。4.8。やば。

こういう触れ合いがいいね。博多は人情の街じゃけん、出会いがあるとよ〜

最後の酒を飲んだのは24:30過ぎ。もう二郎でお腹もいっぱいやけん帰るばい!

 

■5/27(火)

今回の九州旅行でやりたいことは全てやり尽くした!

温泉に二郎に来来に愛子さんに・・・もうやりたいことはない。

なのでこの日は「まだ行ったことない店にしか行かない」という縛りを設けて昼からとにかく飲む!飲む!べろべろになって飛行機に乗る!

というマニフェストを掲げました。

 

昼11時過ぎ。博多ごまさば屋@赤坂。

ここもランチが人気のごまさば自信ニキの居酒屋です。

瓶ビール頼むと突き出しの魚のあら煮みたいなの出てきます。ただ・・・瓶がめちゃぬる。本当にぬるい。氷とグラスもらいました。あら煮も可食部ほとんどない。皮か骨。なんだこれ。

肝心のとろさば丼。なんか豪勢なやつにしたから、丼にも皿にもごまさば乗ってる。

確かに美味しかった。これ、飲むんだとしたら米いらねーなw

惜しむらくはビールが冷たければ!あと結構これでお腹いっぱいになっちまった。ミスった。昼飲み難しいぜ・・・

 

しょうがねーからベローチェでPCいじいじ。仕事したり文章書いたりなんだかんだ。でもそれじゃ腹は減らない。仕方ねぇ、、次いくか。

こちらも天神の人気店「釜喜利うどん」。

ここはランチは平日でも行列。ただ14時すぎるとすいてくるし、何より晩酌セットみたいなのが14時以降に提供される。ということで14時過ぎに来店。カウンター席に着座。

まずグラス一杯のサービスビールで喉を潤す。

そして晩酌セットは刺身盛り合わせと選べる2点。明太子と、小さい焼き魚にしてもらいました。

うどん屋でこのラインナップでしっぽり飲むって・・・最高だな!

米もないしビールもちょっとだし、何より店内がゆったりしてるし、厨房にいるイケメン店主も「晩酌歓迎です!」みたいな空気出してくれるからゆったりとくつろげる。

これは飲みながら腹が減るやつだ。いいね。

日本酒ください、というと好みも聞いてくれる。まずは三井の寿のCicala。夏純吟を出してくれた。刺身とも魚とも合います。結構でかいもっきりなので量も完璧〜

もう一杯なにかおかわりしたけど写真撮り忘れ。うどん屋だけど日本酒も6種類くらいあって良かったです。

んで〆は当然、うどん。ごぼ天とおくら天を別皿でもらってつまみにしてゆっくり飲りました。別皿対応尊い〜。ごぼオク尊い

こういうオクラもさ、「おくら天」じゃなくて「朝倉産おくら天」と書かれてる訳ですよ。朝倉かどうかは忘れたけど。産地書いてあるだけでなぜか美味しさ2割増しな気がするんだよね。旨い商売だよ。俺が飲食店やるなら絶対に産地は明記する。そっちの方が食べれる嬉しさ増すし、食材のバックボーン感じられていいじゃない。

ゆっくり1時間。結構へべれけ。お会計4,000円いかないくらいだっけ。安!と思った。昼飲み最高!しかも平日!やふーい!

 

ここからは散歩で酔いをさまし空腹を作る。

主にはお土産購入です。岩田屋で九州ご当地限定の珍しいめんべいを買う。もつ鍋味とかうなぎ味とか高菜味、ごぼう味とか。

そして博多百年蔵取り扱い店をまわったけど・・・しぼりたて純米はなかったね。通年商品しかなかった。残念。福岡三越にもなかった。

 

さて18時。どうすっかな。〆のラーメンいきますか。

ってことで川端商店街を歩き、平田理髪店を通りすがり、そのまま「博多ラーメンはかたや」に吸い込まれる。290円。〆にはちょうどいいおやつラーメン。美味しくはないけどこの食文化が美味しい。

 

食べ終わって18:10。フライトは21時前。1時間ちょっと暇。

もうこうなりゃ滞在4日間で3回目のあそこしかないでしょ!

こんばんは愛子さーん!

こんだけ来ると酒のラインナップもそう変わってないwww

開運 涼々。まだ5月だけど夏酒の流通多いね。

えぞの誉 活性酒。へー北海道の活性酒かぁ。珍しいもんもあるもんだ。たいして旨くはないが。

信州亀齢 ひとごこち。無難にちゃんと旨い酒。

以上3杯を大切に飲んで、1時間でお暇しました。愛子さん、3日間もありがとう!

次会う時は韓国帰りで小顔になってくるね!!!

 

さてべろべろになって飛行機に乗るというマニフェストと、「初訪問の店しか行かない」というマニフェストどちらも失敗に終わりましたがなかなかに酒に溺れた良い一日でした

てか確かに旅先で頭痛くなるくらいまで酔ったら終わるからね

 

以上!

 

韓国小顔整形旅行が九州温泉カロリー旅に変わりました。

一人旅であれば福岡は楽しいね

今回は特殊な豚骨らーめんしか喰えてないから、次はレンタカーで福岡市周辺をぐるっと回って佐賀や大分で豚骨喰いたいね。

ただ来来に行けた、というのは人生において財産です。

今後こういう店って新しくできるのかね。今世の中にあるラーメン屋で20年後に来来みたいな存在になってる店ってなかなかないと思うけど。

 

ようやく5月の旅行記を書き終わりました。

お盆で暇なオフィスです。明日は有給でウェッジのフィッティングです。

もう俺は酒と食い物と野球とゴルフと温泉とお笑いと麻雀とゲームに酔いしれる毎日だよ。終わってんなこの独身男性。男の趣味の真っただ中を走ってる。

 

だが、それがいい。自分が楽しきゃそれでいい。