
PARANORMASIGHT。スクエニのホラーミステリーADV。
こないだ1作目の本所七不思議をクリアしたので矢継ぎ早に今年2月発売の新作をプレイ。
定価2,500円くらいだったけどセールで安くなっててラッキー!
1よりボリュームも多く、正直2の方が数段面白かったよ
さすが評価高いだけあるタイトルでした
中盤で登場人物ほぼ全員が虐殺されるバッドエンドを観た後、それを阻止するために違うルートを掘っていく流れのゲーム
バッドエンドのあと、主人公の水口勇佐が「俺が運命を変える・・・!」みたいに奮い立つんだけど、そこでこのミステリアスなゲームの雰囲気とは全然違う闘争心わきたてるようなBGMが流れてきてぞわーっと鳥肌
そこからは少し間延び感ありつつもハッピーエンドを回収していく・・・のだが。
本当の本当のハッピーエンドがめっちゃ良くてね・・・
ミステリアスADVなのにまさかこんな展開になるとは・・・かなり一本取られる展開でした
■本所七不思議とは違う雰囲気
1作目はずーっと暗いし霊に重き置かれててホラー要素強いしで、陰気臭い雰囲気が充満するずっしり重いストーリーだった
ハッピーエンドもハッピーというか、「何も起きなくてよかったね」みたいな感じ。
ただ今作はいきなり素潜り漁から始まったり、田舎の離島の夏休みということで鮮やかな海の風景や田舎の情緒ある風景がずっと続く。
これがよかったね。プレイしててあんまり心が重くならない。
登場人物も若くて快活な子が多いしね
あと単純に会話を進めるだけではなく、例えば素潜り漁というアクション要素があったり選択肢次第で相手と対決するコマンドバトルめいたものがあったり。分岐ルートがかなり多くて飽きさせない工夫が随所に見られた
■よくできたシナリオ、そして・・・最高のハッピーエンド
ゲームをクリアした後の読後感の良さ。「うわーやってよかった」という感情がこみ上げてくる多幸感。
これはフランスのゲーム「HAVEN」以来。
心が甘酸っぱくなる、キュンとなるエンディングになるとは。
だって全然恋仲だと思ってなかった主人公の男女2人が実はずーっと口裏合わせてて密に恋してて、それが成就するエンディングだなんて思わないじゃん!
まさか恋愛物語だとは!!!
ミステリーホラー群像怪奇ADVじゃなかったのかよ!
忘れないうちにちゃんとシナリオを記しておこう。
人魚の肉を食べると不老不死になれる、という伝説が存在する伊勢地方。
その人魚を巡って警察やら海外作家やら霊媒師やら地元権力者やらが抗争を繰り広げている。
伊勢志摩に浮く「亀島」という小さい島にいた主人公の勇佐は災厄を巻き起こした犯人であり呪われた存在だと島民から忌み嫌われていた水口似の息子のため、島民から煙たがられていた。
当の母親本人はその災厄とやらで5年前に大嵐に巻き込まれて死亡。ユウザだけがなぜか生き延びる。
同じく亀島の権力者の家には身元不明の白浪里という少女が居候で数ヶ月前から居座っていた。
同い年のアザミ・つかさと夏休みを満喫していたが・・・実は里は800年前に人魚の肉を食べ不老不死になっていた人物であった。
その昔、源平合戦が行われていた12世紀末の頃。恋仲だった平家の人間に人魚の肉を食べさせられ、知らぬうちに不老不死となっていたのであった。
しかし!実は不老不死とはいえ寿命は800年。里の命は僅か数日。余命を楽しく過ごすために亀島で悠々自適の生活をしていたのであった。
一方、ユウザも5年前の大嵐の際に海で溺れていたところを人魚に救われ、肉を口にすることでその場を生き延び不老不死に遂げていた。余命795年。
お互いこの事実を打ち明けた2人。徐々に打ち解けていき仲睦まじくなるが、里の命はあと数日。
様々な権力者が「不老不死になりたい」という欲望のままに人魚を探す中、里とユウザは「里をもう800年延命させてユウザともに永く暮らす」という願いを秘めて人魚の肉を手に入れようと奔走するのであった・・・。
いや~。里とユウザが恋仲であるどころか仲睦まじい様子はゲームの最終盤まで一切出てこないの。だから実は付き合ってたと分かった時は「キャー///」となる。
誰もが応援したいこの展開のためにプレイヤーはゲームを進めることになる。
この、最後のラストスパート感がよかったなぁ・・・
いやはや800年間の歴史と多くの登場人物が複雑に絡み合う楽しいシナリオでした。
ただね、ずっと自覚してるけど私読解力が乏しいのよ。
最後が恋物語になったから楽しめたけど、それがなかったらちょっと難しい腹落ちするのが難しいミステリー小説をわざわざゲームで読んでるという感じで終わってたね。
俺ADV向いてないわ。
タイトル画面の人魚を4回タップするとか攻略見ないと絶対わからんし。
■登場人物たち
水口勇佐:感情薄いけどちゃんと主人公然としてたね。でも俺は里さんの方が好き。
雲居アザミ:主人公の相方としてあるある熱血漢いいヤツキャラ。裏も表もねぇ。
水口似:なんでこいつ人魚と仲良くなったんだっけ。よくわからん
水口ツユ:おばあちゃん。昔美人さんだったのが分かるいいビジュアル。
白浪里:里ちゃん!かわいい!すぐファイティングポーズとる!でかい!カチューシャかわいい!こいつのぐっとくる表情については後述!
沫緒つかさ:田舎っぽさよく出てるいいビジュアル。垢抜ける前の美人さんって感じ。
和歌村忍:亀島のドン。人相悪すぎ
和歌村抄太郎:クズすぎわろた
筒井菊子:顔面のアザはなぜできたの?もっと過去掘ってほしかった。悪役というだけで終わらされたちょっと可哀想なキャラ
志貴結命子:まじで島崎和歌子だよなこの人の見た目。割烹着来た警察なんて聞いたことねーよと思ったら元人魚でした。元旦那の精神は小型犬の肉体に宿ってるらしい。その小型犬がキーになるかなと思ったら犬なんて出てきませんでした
霧生双奴:実写されたら完全に綾野剛です。いいやつ、モテそう。
生駒桔平:いやぁ黒幕こいつだったか。800年前は平知重でいいとして、400年前の正体は九鬼義隆の方がよくないか?里ちゃんの事未だに大好きなのにあっさりフラれたし全然思われてなくてなんか可哀想で哀れな男。こういうパワハラクズタイプの男って世の中にいるんだよなぁ・・・
アルナーヴ・バーナム:滑稽な2人組!いいよなこいつ!でもなんで人魚の呪詛玉で菊子殺したらそれが警察にバレるんだろう。そのまま不老不死になって海外で遊ばせてやれよ
キルケ・ルナーライト:前作のミヲちゃんのファンの可愛い女の子。こいつも双奴と同じくいろんな技使えて楽しかった。「式神」おもろいよね。名前の書かれた紙片を蝶に変化させその当人の元まで舞い寄らせる。俺もいつか使おう。
案内人:こいつ仮面つけてるの今作で知った。絶対こいつナカゴシやろ。中越案件のナカゴシ。
ということで3部作目も期待しています。まぁ出るでしょう。
▼はんなりキルケちゃん

▼くりぃむ有田の言い方

▼里ちゃんが生駒に凌辱されるエンディング

「ううっ。それだけは無理・・」って言うもんだからどんだけ生駒嫌われてんねんと思ったら、

なんだ、無理なのは「知ってる人が殺される」ことだったんか。
「知重に従う」という選択肢を押した直後に「それだけは無理」っていうもんだから知重エンドは存在しないのかと思ったよw
良いタイトルでした。
ちなみに。
本所七不思議もロケ地巡りしてきた。
錦糸堀公園。電話ボックスはありません。

コハク石鹸本社。ただのマンションです

春恵さんとリヒタがよく会話してた橋。お~、浮いてる精神の塊が見える。

女子高生二人組が教授と一緒に行く喫茶店。

なんだっけ。特製のアプリコットなんちゃらみたいなドリンク美味しかった。

ここのおばちゃん、強烈なキャラだったね。しきりに作品のファンが来て忙しい中、ちゃんとオタク対応しててえらかった。マシンガントーク炸裂。帰るに帰れない。

はい、このお姉さんです。いい方でした。
リヒタの通う、というかやっこちゃんの実家の駄菓子や!

駄菓子やの店主のオヤジもちゃんとファン対応してくれてえらかった。ちゃんとお菓子買ったよ。

んで一番行きたかった旧安田庭園。

ここは単純にいい場所。池の亀とずっと目合ってた。呼んだらこっち来た。あいつ多分吉見肇やわ。
以上!
スクエニはやっぱり第二部作目がおもしろい!
キングダムハーツ4が来年末発売!まじかよ!リメンバーミー熱い!