50年間の余生の過ごし方

ラーメンと日本酒と外食とゲームを見初める日々

農口尚彦研究所 山廃 五百万石【石川】

金沢にさくっと行ってきた時に酒の大沢で買ってきました

5,500円という金額にビビって一回は違う酒を買って逃げたけど・・・金沢酒趣の店主が農口さんに師事していたとのことでこれも何かの縁!と思い思い切って購入

山廃の5,500円は山田錦と美山錦と五百万石の3種類あったけど、まぁおすすめは五百万石ですよ、他の2つは実は純米です(確かそう言ってた)と店主に教わったので五百万石にしてみた

家に帰って即冷蔵庫に入れ、次の日即口開け

 

グラスに注いだ瞬間、まず色が濃いわ

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香りはザ・農口といったベリー系ナッツを思わせる山廃の得意な香り

口に含むと同じく農口の山廃らしいほのかで上品なベリー系の甘みが広がり、ゴクっと飲み込むと石川の酒らしい米の美味しさ!

こりゃすっげぇ

確実に確実に味の構造が2段階です

この広がり方よ、この旨味の多重層、展開力

すごいわ

さすが5,500円するだけある

何回グラスを口に近づけても新鮮で強い香りが鼻を誘う

これはいいねぇ・・・

 

正直5,500円の価値ある?とは思う部分はあるけど、縁起物でしょ

3,000円くらいの酒でもこれくらい実力のある酒はあるっちゃある

だけど農口尚彦研究所ってそういうものだから

高いから

価値だから

そういうもんだから

美味いものは美味い、それだけ

石川でも滅多に飲めないし、東京じゃほとんど飲めないんだから

貴重な美味しい酒をいただいていますよ

贅沢です

瓶捨てられず飾ってます