ようやく注目の新店がちらほら出てきた
毎年暑くなるとらーめん欲が減退するんだけど、今年は梅雨が長くて全く暑くなりません
なので意外と堅調なペースで食べられてる感覚
しかも雨って行列少なくなるから俺は好き
どうせ車でしか店行かないから、雨だろうと晴れだろうとそんなに関係ないんだよね
■7月 15杯
らーめん大慶
中華そば 西川
Japanese Soba Noodles 蔦(2杯)
横浜家系ラーメン 勝鬨家
らーめん かねかつ
手もみラーメン 十八番
タナカロボ
粉麺小屋
中華そば はな田
つけ麺 麦の香
自家製中華そば としおか
麺処 ほん田 東十条店
支那そば あおば
堅調じゃないか!
ちょうど1年180杯ペースだね
■らーめん大慶@阿佐ヶ谷
味噌食べたことあるんだけど、地元の評価のわりに個人的にいまいちだった
もやしトッピングしたらめちゃ水っぽくなってメッセンジャーの言うことに納得する系ラーメン
なので2回目は醤油にしてみた
まぁ背脂浮いた90年代の豚骨醤油ですわね
おやつみたい、味噌よりこっちの方がええわ
■中華そば 西川@千歳船橋
やっと来れたよ
デフォの煮干し頼むつもりが、ついつい美味しそうな冷やしに浮気してしまった
「鯵と伊吹いりこの冷やしそば」。
いりこっていう文字に弱いんだよな〜
トッピングも綺麗だし、こりゃ確かに人気出るわ
デフォももう一回ちゃんと食べに来ないと
■Japanese Soba Noodles 蔦@代々木上原
代々木上原に移転後、かなりの間放置していた
整理券制なのか並べばいいのかよく分かんないんだよね
ただ、コロナの影響で夜営業はほとんど並ばず喰えそうだったのでチャンスだと思って訪問
思い切って醤油と塩を店内連食や!
この醤油くそうまいよ
なんかもう、、蔦の風格を感じた
決してらーめん100%な感じではないけど、少し前の外国人受けばかり狙ったらーめんではなく日本人が食べても美味しいと思えるような方向性に戻っているという印象を個人的に受けた
巣鴨の隆盛期以降はトッピングもしょぼいし、なんだこれ?ってらーめんだった記憶が強いからなぁ・・・
まずスープ飲んで思ったのは、和出汁だ!ということ
乾物系の出汁がグワっと来てるのは意外だった、あんま蔦がやらなそうなことだったから
んでチャーシューの上にいろいろとアクセントとなるおしゃれな調味料が乗ってる訳よ
一番目立ってたのはモリーユ茸とポルチーニ茸のクリームソースとかいうきのこソース
蔦の2013年の小麦ヌーヴォーで出てきたポルチーニのつけめん(?)が思い出された
バルサミコトリュフクリームとかいうよくわからないやつは酸味が強くてちょっと個性強すぎ
だけどまぁ、、一口ずつ味が全然変わってくるから純粋に食べてて楽しいんだよね
「食べてて楽しい」って本当に貴重だと思う
蔦も進化してるんだよなーという当たり前の事実を体感できてよかった
そして塩
まず醤油と丼が違うのがすげぇと思った
同じようにオシャレな調味料が乗ってるんだけど、こっちは塩スープがメインの旨味構成だね
「白いんげん豆とポッタルガのソース」と言われても何もわからないww
麺は醤油と一緒なのかなぁ
日本蕎麦みたいな風味がものすごく広がるんだよね
茹で時間が違うのか、成分が違うのか
席の上に原材料全部書いてあるんだけど、醤油の麺と塩の麺の材料は全く一緒なんだよ
繊細だなぁ・・・やることがプロ
想像以上の満足度だった
デフォで1,050円だったからまだいいけど、特製にするとなぜか値段が2倍以上になる
別皿での豪勢なトッピングって、いまだにピンと来ないんだよな〜
それらーめんじゃないじゃん、つまみやん
神奈川県の美味しい家系を求めて!
豚骨スープが強いね、結構ざらざら食感
食券出して席に座ったら、、あれ?卓上にニンニクがない!まじかよ!
50円の「クラッシュニンニク」の食券買い足した
そしたら、マジで刻んだにんにくが大量に乗ってきた
これが辛いのなんのって
コロナ対策だと思うけど、店員さんに言えば行者にんにく普通に出てきた
まじかよ!
クラッシュニンニク辛すぎるから行者にんにく入れてマイルドにして喰ってたらアホほどにんにく臭くなった
罠
■らーめん かねかつ@川口
ずっと積み残した宿題店にようやく、ようやく訪問
こんなあっさり系な見た目で1,000円もするって、絶対俺の好きなやつやーん
つけめんと迷ったけどらーめん注文
あれ・・・?スープ美味しい?これ本当に美味しい?
な〜んかちょっと甘めのカエシが目立ってるだけで特段美味しいってこともない
手揉み麺もいたって普通
これまじ?まじ?と思いながら最後まで食べきっちゃったよ
何もいいところがない!
久々だなぁ、世間と自分の評価がこんなに乖離するあっさり系らーめんって
■手もみラーメン 十八番@荻窪
画像はない
飲んだ帰りに久々に喰いたくなったので訪問
24時近くのピークだったけど並ばず入れたよ、さすが時世
あのニンニクスープが飲みたかったのに間違って普通のらーめん頼んじゃった
「あれ?こんなに安かったっけ?」「あれ?半玉乗ってたっけ?」って思ってたら、いつも食べてるのは十八番といういわゆる特製らーめんだった
ミスった〜
■タナカロボ@上町
6月オープンの新店、ラーメンフリークが開いた店とのこと
なら期待できるじゃん!
めっちゃビジュアル映えする一杯です
ただね、、鯛煮干しのスープがちょっと苦すぎる
こういう清湯系の塩スープに味濃い肉をどーんと乗せて肉の風味をスープに行き渡らせるらーめんって大好きなのよ
実際提供の時に「お肉ほぐしながら食べてください」言われたし
だけどちょっとスープ苦いし、ソーキの甘い味付けと合ってなかった・・・
煮干しのブレなのかな〜
あんま行かない立地だけど、他にも美味しそうなメニューあるからいいお店なんだとは思う
■粉麺小屋@新中野
これまた新店
厳密にいうと、ずっとうどん屋だったけどコロナの影響を受けて5月にラーメン屋に転身
だるま擁する中野エリアで手打ちの太麺を売りにしてる店をオープンさせるとはなんたる大胆戦略
ただね、このうどんっぽい太麺、意外と清湯鶏醤油と合うのよ
これが驚いた
麺とスープの両方をちゃんと工夫してるんだろうな〜
またおま系の鶏清湯醤油だけど元うどん屋っぽくカエシちょっと甘め、それが差別化の要因になっているのか新鮮みすら感じた!
もう店内は賑わってたけど、このクオリティだったら繁盛店になるんじゃないかな
同じ青梅街道沿いで荻窪超えたあたりにある「豚や」という武蔵野うどんの店がボリュームと太麺を売りにして行列店になってるから、もうちょっと麺量増やすとかしてオトク感増せば安定すると思う
通える店だもん
■中華そば はな田@上北沢
東池袋大勝軒と、永福町大勝軒系のめときで修行した店主の開いたお店
両大勝軒のいいとこどりみたいな一杯!
細麺で麺量300gでスープ並々熱々、どっちかっていうと永福町のDNAの方が強いかな
さら〜っと煮干しのクリアな味わいの感じられる熱々スープ、これは否定する余地が全くない
街にあったらめっちゃ嬉しい味だね
■さいころ@中野
肉煮干し以外のメニュー増えてるやん!
豚パンチと「マシニボ中華」!?
店の外のメニュー写真見ると、グレー・緑がかったニボニボスープ
これええやん!凪の血流れてるし!
と思ったんやけど、実際のスープは全然色違う
萎え
そんなにニボニボしてませんでした
いまいち突き付けない一杯
■つけ麺 麦の香@面影橋
旧やまぐちの跡地にやまぐち3号店が7/21にオープン
しかもつけめん専門店!めっちゃ期待!
やまぐちのつけそば、棣鄂の麺がたくさん味わえて大好きなんだよな〜
と思ったらこの店は自家製麺とのこと
ますますええやん!
なんかね〜、いい意味で10年前に楽しい思い出を沢山過ごしたようなつけ麺屋だった
中盛大盛の麺量が多かったり、麺が太麺すぎなかったり、スープは昔ながらのシャバ系だったり、麺は昆布出汁に浸かってなかったり
懐かしいな〜この旨さ!というノスに浸れる良い店
麺自体はね、太麺すぎないのに風味すごいんだよ
それをラードと鰹節出汁メインのシャバスープにググっとくぐらせていただく
う〜ん、小池さんになった気分!
旨いわ。原点回帰。
塩つけめんも食べに来ないと。
ちなみに、店内5人がキャパで2周目先頭で入ったんだけど、
1周目の3人目があのいけ麺さんでした
まぁ顔知らないしただの一方的な読者なんだけどね〜
■自家製中華そば としおか@早稲田
べんてん・としおかの塩ラーメンが大好きなので、
としおかの新メニュー「新・塩ラーメン」目当て
結構新しいメニューなのかと思ったら、2018年か2019年初頭くらいには出てたんだね
着丼まで1時間くらいで済んだ
見た目の違いは、刻み生姜が乗ってなくて仕上げの熱々油をかけないくらい?
だけどスープ飲むと、あぁなるほど違いがわかる!
普通の塩ラーメンは獰猛な塩ダレに獰猛なスープが混ざり合う獰猛な感じが好きだったけど、新塩はスープがメインだ!
動物系のスープの旨味がすごいわ
醤油よりも塩よりもスープが目立っていてかなり差別化できてるね
こういうスープに乳化という言葉を使うのは間違ってるんだろうけど、「乳化」という言葉が少し思い浮かぶくらいネットリした濃厚な旨味
魂の中華そば@上板橋のテイストと似てるな、あとははし本@中野とかそのあたり?
この旨味濃厚スープにパンパンの麺を喰えるというのは本当に幸せ
ほぼ汁完してごちそうさま
としおかで写真撮るとなぜかめちゃくちゃ旨そうに撮れるんだよな〜
去年のビジュアル部門優勝だったけど、2連覇あるわこれ
2日連続で馬場に行ったから破壊的イノベーションのデフォも喰いたかったけど、どっちもお腹いっぱいで連食は無理でした
■麺処 ほん田 東十条店@東十条
本店機能が秋葉原に4月に移転したので、跡地はJ系として思い切ったリニューアル
東十条のほん田は大学1年生の時に行った以来だよ、懐かしい・・・
並んでる最中、ずっとメノクラゲ倒して特防振りのポケモン育成してた記憶がある
ヤドキングだったかも
なんか並びすごいらしいから大雨の日の夜に行ったら外待ち15人くらいいた
人気なんですね〜
ほん田の作るインスパイアだから本店超えてくるかもしれない!という期待してたんだけど、全然超えられなかったな
最近直系ばかり食べてるから差を如実に感じた
スープはまぁちゃんと模倣できてるねといった微乳化系
カエシの旨さは全然ないね
@型のブタさ、綺麗なんだけどここまで綺麗だとインスパイア感丸出しになるよね
直系でこんなに綺麗な@型出してる店そんなないよねw
まぁこのブタは脂身が甘くておいしかったんだけど
でもブタがうまいのにアブラはカスカスだったな〜残念
ヤサイも茹ですぎで食感なし
まぁほん田らしい二郎といえばほん田らしいよ
実に模倣的
麺はね、心の味製麺の太麺だから美味しいんだけど、でも二郎の麺とは違うよ
こんなに固くないし
これはこれで普通に美味しいし俺も前はインスパイア系を美味しい美味しい言って食べてたんだけど、
直系に慣れるとどうしても比較して直系が勝っちゃうね
逆に直系の凄さを感じたよ
■支那そば あおば@武蔵境
10年以上ぶりの訪問
久々にあのボリューミーな支那そば系が食べたくなりまして
普通に醤油喰おうと思ったけど直前で塩に浮気!そしてわんたんもつけちゃえ!
塩ワンタン1,000円、めっちゃボリューミーなり
相変わらず個性強いスープだなぁ!
相当しょっぱいはずのカエシ、これを動物系清湯スープがしっかり下支えしててグイッグイ進む!
これよね、この店の良さはこのあっさりに見えて暴力的なスープ
カエシと出汁で往復ビンタ喰らってる感覚
これが最高
あと塩だと揚げネギ乗ってくるんだね
今の時代なかなかデフォで揚げネギ乗せてくる店少ないから、昔ながらのトッピングだけど逆に新鮮だった
ええなぁ、ええ店や
不思議と店主の性格も丸くなってたように感じた
以上15杯
馬場が激戦区のように思えてきた
こういう状況だから二郎攻めるチャンスなんだろうけど、
相変わらず小岩店とか平日昼間しかやってないからチャンスないし、
いつの間にか千住大橋も土日祝が休みになってる
マジかよハードルめちゃ高いやん
千葉店も整理券とそうじゃない時間あるらしいからよくわからんし・・・
京成大久保も狙い目は土曜昼だけか・・・
久々に神保町でも行こうかな
もしくは移転後のめじろ台
最後に今月一番嬉しかったのは、
TRYの審査員に田中一明が選出されたことだよ
やっと正当に評価された
素晴らしい!嬉しい!