45時間くらいでトロコンかなぁ
今年最初にクリアしたゲーム
1年くらい前からデトロイトをプレーするぞ!というモチベーションが高く、
そのためにquantic dreamの作品(Heavy Rain・Beyond Two Souls)も予習して準備万端で開始
まぁ面白かったけど、、やっぱり細かいツッコミどころは多いよねw
クアンティックっぽさが随所に表れてたw
方向性としてはヘビーレインの上位互換、Beyondでズレた王道ADVの軌道を見事に修正してきたなという印象
だけど、1年間でクアンティックのADV3作品もやっちゃったら新鮮味は感じなかった
予習したのはミスだったな~
過去作2作品との比較で書いていくとすると、
まずクアンティックのグラフィックの良さが物凄く進化していた
ゲリラゲームズとかと匹敵するんじゃないかと
モーションキャプチャー大好きなメーカーなので技術の進歩が如実にグラに表れてた
情景とか奥行き、というより人を描くのは上手いよね
最新技術でも難しいとされる布とか髪は自然だったし
キャラクターもそこそこ魅力的
イーサン・ジェイデン・スコット・マディソンという濃厚キャラ4人を携えたヘビーレインと比べ、
1人少ないコナー・マーカス・カーラという陣営
だけど脇を支えるルーサーとかノースとかハンクとかもキャラがしっかり描かれていて、ここはかなりボリューミーに感じた
あと過去作と比べ美人キャラ枠としてちゃんとカーラとノースが機能していた
綺麗なキャラがいるだけで結構プレイするモチベーションが保たれるんだよなぁ
マディソンはアゴ出てるしジョディは髪型しょっちゅうおかしいし挙動がおかしいからあまり好きになれなかったんだけど
コナーがヘマして死にまくってハンクが「マジかよ・・・」となる度に平気な顔して生き返ってくるのはものすごく面白かった
コナーは生真面目な反面、アホみたいに実直だから天然キャラにもなり得るという
個人的なキャラ部門優勝は廃屋にいるラルフ
こいつのサイコっぷり、プレイしてて物凄く焦った
時限で選択を要求されるという縛りの中でスリルを味わえたよ
日本語よりも英語のラルフが狂気的で素晴らしい
アクション性は相変わらず終わってる
カメラアングルも自分で思うように変えられないし、ダッシュできない
歩くの遅すぎ
QTEもつまらない、×連打させてていきなり〇入力を求められても連打の終わりが見えないからそのまま×を押し続けて失敗になる
どうでもいい動作をいちいち入力させるな
ここはクアンティックの最大の課題
もうひとつの最大の課題はムービーシーンをスキップできないということ
これ、かなり要望多いと思うんだけどな~
一度クリアしたら全部飛ばせるくらいにしたっていいじゃない
ムービーシーンとアクションシーンをシームレスにつなぎたい、とかいう大義名分だと思うけどさ
周回ゲーなんだからスキップは必須でしょ
1周目は優等生的な選択を重ねて3人とも生き残るハッピーエンドにしたけど、
2周目で暴動起こしまくって戦闘した方がストーリーは全然面白かったよ
デトロイトの街中で戦闘して、最後コナーとマーカスの一騎打ちになる場面
あれってこのゲームのハイライトだと思うよね
コナーもマーカスも両方アンドロイドとして結託して生きていく、なんてめでたしめでたし過ぎてつまらんし
カーラも無事に国境超えるより、SWATに見つかって収容所行った方がハラハラするし
1周しかしない大半の人に対しては、過激な選択肢を重ねることをおすすめする
ハンクとも敵対し合ってた方が面白い
ストーリーの分岐はかなり多い、めちゃくちゃ多い
ヘビーレインとかビヨンドと違って、各キャラクターにとってのハッピーエンドとバッドエンドが無限にある
なので周回プレイも過去作ほどは苦痛にならなかったかな
フローチャートが見れるってのも便利だった
これは素晴らしい改善
一方でミスリードとか矛盾はいろいろと感じた
一番不服なのはアリスが人間じゃなくてアンドロイドだったということ
いやいや、涙流してたし「今はお腹すいてない」とか空腹について言及してたしスパゲッティ用意されてたし寒いだの暑いだの言ってたし
そりゃひとつも物喰ってるシーンは描かれてないしお腹すいてたことがないし伏線はいろいろあるけど、温感センサーが壊れてたらすぐ機体自体が壊れると思うし
あとLED簡単に取れすぎでしょ
カーラははさみで取り外ししてたからまだ、まだわかるけど、マーカスなんて落ちてた石拾ってそれで取り外してたからね
有り得んよ
とか文句は言いつつ、クアンティックの中では一番の出来だと思います
ヘビーレインはバカゲー、Beyondはクソゲー、Detroitは優秀ゲー
やるならどれかひとつでいいと思います
高まるシーン:メニュー画面のクロエがストーリーに出てきた、クロエがクリア後に出かけたいとか言い出す、自動運転の車のインパネ