※前回までの続き
新卒から5年経って思い立った転職活動の結果を自分なりに残してみる
まーじで駄文になると思う
まずは使ってみた転職エージェントサービス
転職経験のある友人に聞いてみて、以下2つを実際に使用してみた
- リクルートエージェント
活動期間を通じてここにおんぶに抱っこだった
面接の日程調整も1つ1つの面接への対策も全部やってくれるから不満がほぼない
当たりハズレあるのかもしれないけど、関わったエージェントの方は2人ともとても丁寧で信頼のおける方だった
採用側の企業の情報もかなり精通しているなという印象を受けたこともあった
というかここだけ登録しておけば間違いないのでは
これは担当エージェントが付く形ではなく、見知らぬ全国のエージェント達から大量にメールが届く
マジで大量すぎてメールを読む気すら起きない
メールをいざ読んでみたとしても登録者全員に送っているであろうコピペ丸出しの文章で気が滅入る
まぁその内容のほとんどが「一度会ってお話しませんか?」だから1企業受けるたびに1エージェントとやり取りすることになるんだろうなと思うと非効率だしエネルギー莫大すぎて非推奨
企業名とかがメールに書いてあればいいけど、業界名とか職種とかしか書いてなくてメール読んでも全然求人内容が分からないのは論外、ホント頭悪い
たま〜にエージェントではなく企業の人事から直接「レジュメ見ました」みたいな連絡が来るから、それに期待して登録しておくのが賢い使い方かも
登録した本当に1分後くらいに「H報堂に興味ないですか?」と見知らぬエージェントから連絡きたのは笑った
どういうアルゴリズムになってるんだか...
「転職サイトに登録さえしたらHに転職できる」という噂は本当だった
まぁ面接通るかどうかは知らんけどね
マイナビ転職、en転職、doda、キャリトレ、、とかは分からないけれど、
おそらく企業からの求人って複数の転職サイトに同時多発的に出されるから、
とりあえずリクルートエージェントだけで事足りる気がする
リクルートになくて他にある求人はそんなにない
ビズリーチ上で企業からオファーあった求人はリクルートでも当然のようにあった
ただ、ビズリーチだと書類選考パスで「面接からどうぞ!」というオファーなのでその点のみリクルートに勝ってる
ビズリーチで面接オファー来たのと同じ求人を試しにリクルートで応募したら書類で落とされたのは転職業界の闇
ちなみにリクルートいわく、転職市場においては書類選考通過率が20%、面接通過率が40%だそう
お互いの採用ビジョンが明確なだけ、新卒よりシビアじゃないね
そして肝心の受けた企業
・・・といってもそんなに阿呆みたいな数応募してないので、中でも書類が通って面接にいけた企業(内定先除く)について感じたことぽっつらぽっつら
転職の軸は「宣伝・マーケティングの経験を活かせる」「数十年先も生き残り新事業を展開できていそうな企業」の2つがメインです
- 〇eNA
オフラインの広報宣伝部門での求人だったけど、会社の事業全部の宣伝を任されてる仕組みだった
確かにマスにはそんなに広告打ってるイメージないし、それでもいけるのかなぁ
タクシー配車アプリの宣伝とかすごく地味そう
勤務先がヒカリエってのと始業時間が遅そうだったのが魅力的だった
そして何よりオンライン広告ではなく一発一発を派手に打てるオフライン広告が好きだったのでそこが一番の魅力でした
- リク〇ート コミュニケーションズ
純粋な「宣伝・セールス部門」での採用ってやっぱり少ない
この企業はリクのグループ会社でありながらグループ全体の広告には全て噛んでいるということで受けた
ちょっと制作会社の一面が強いのかなという感じ
リクだったら八重洲のあのビルで働きたいよね
勝どきって。
- リク〇ートキャリア
これはもうエージェントとの絡み
自分のやりたいこととは全然かけ離れていたけど、エージェントからの推薦を断り切れず受けました
この会社に限らずこのグループ会社の面接はどこも「人を見る」という大義名分のもと過去のことをめちゃくちゃ聞かれる
人生観とか、その時何を考えてどう行動したか、とか
面接通過しても落とされても納得感がまるでない
- リク〇ート住ま〇カンパニー
これもエージェントを立てて受けた
不動産業界は全く興味ないんだけど週の半分はほぼ出張で東京にいない、というのは面白そうだった
だけど話聞く感じでは面接受けた企業の中でダントツブラックそうだったな・・・
- アマゾ〇
成長性とかは一番期待できるよなぁ
オフィスめちゃ綺麗!そして内装のコンセプト完璧!
エレベーターのドアはまんまあのダンボールのデザインでした
効率性を最重要視していますと顔が物語る現場のMngと面接したけど、
あの外資系由来っぽい淡々とした雰囲気が合わなかったなぁ
- カ〇クコム
の中でも食べ〇グのプロモーション担当
食べ〇グは黎明期の時からサービス利用しているし思い入れも強いのでありじゃん!
と思って受けたんだけどなぁ
面接官のテンションとか話しぶりが採用前提で「今後こういう仕事を任せます」という超具体の話までされてるのに祈られるのはどういう仕組みなんだろう
これが新卒採用と中途採用の面接で一番感じた差でした
祈られて残念!と思っていた矢先に食べ〇グの採点方式が炎上して公正取引委員会が調査を始めてて冷や汗かいた
あの面接官も対応に追われているのか、、と思うと複雑な心境
- サント〇ー
これ!この求人!
新卒で就活してる時からビール会社が第一志望で!
だけど4社とも適した求人が全然ないから諦めていたのに!
よもや4社の中でも一番良い企業と思われるSUの、それもマーケティング部門での求人がポンとあがってきた
すっごい花形ポジション!
めちゃくちゃめんどくさい専用のESを提出する必要があったし採用人数1人だしどうせ受からないだろうからやめてしまおうかとも思ったけど、
学生の頃からの夢だったのでダメ元で受けてみようと決心
めちゃめんどいESは金沢の鈴木大拙館の”思索空間”で”水鏡の庭”を眺めながら考えた
これが案外とても充実した時間で、SUに関することだけでなく自分が転職する理由とか将来の夢とか現職への不満なんかを洗いざらいに整理できた
それを提出して一次面接へ
新卒の学生の頃にもここで面接受けたなぁ〜懐かしい
あの時はESが通過して舞い上がっていた
今も同じ、面接を受けられるというだけで有難みを感じる
と思って面接の控室に入ると同世代の人が5人くらい既に待機している
これだ〜日本を代表する優良企業の大規模面接〜高い壁〜
今までの中途採用は個別に受付して面接官か人事担当がロビーなりに来てくれて案内してくれる完全個別対応だったけど、
新卒の時の就活ぶりに面接控室に別の応募者がいるというあの独特な空気を体験したよ
採用人数1人なんだから全員もれなくライバルなのに、なぜか気を遣って会話を繋げるあの雰囲気〜
面接官はアメフトかラグビー出身間違いなしというようなガタイのいい人事の方
体格いいのにめちゃ爽やかで威圧感まるでないからさすがSUという格を感じた
もうSUの社員相手に30分話せるというだけで幸せです
おなかいっぱい!
・・・と思って帰宅したらその日のうちに二次面接のお知らせのメールが届いていた
転職活動をしていてこの瞬間が一番脳汁ドバドバ出た
SUという私の大好きな企業が私のことを少しでも評価してくれたということが非常に嬉しい
あかんあかん1mmでも本当にこの会社に入れるかもという期待をしてしまう
もし入社できたら一生勝ち組だと思うけれども自分には絶対無理だと自分に言い聞かせる
二次面接もSUの格を見せつける1対3の好待遇面接
現場のMngクラス2人と人事Mngクラス1人
もうこんな立派な社会の先輩方に40分も自分が話をできるということ自体がおこがましい
そしてとても嬉しい
というようなことを実際に面接で言ってしまった
「もう正直ポジションはなんであれSUに入れるならなんでもいいんです。SUに入ってビールに関連することを仕事にできればそれは将来の夢が叶うということなんです」
これな〜、今思うとこれが失敗だった
ポジション単位で応募かけてるのに「会社に入れれば極論なんでもいい」ってのは失礼極まりないしビール畑以外の人も面接官にいただろうに配慮の欠ける甘い発言
結果は二次面接落ち、でした
だけれど遠吠えでもなんでもなく、SU相手に面接を2回受けられて自分の言いたいことを言えたということで本当に幸せ
結果は勝ち得てないけど、自分の中ではそういうことを超越している
ビール会社に勤めるということは本当に将来の夢なんだけれど、
実際に実現させるのはとても難しく人生甘くないということも痛感できた
まぁ全国転勤も有り得る会社だし、夢見てるくらいがちょうどいいのかもしれない
以上
内定先のことは一言も書きません
転職といっても時期によって求人は全く異なるから
長期的に見定めるならまだしも短期集中で転職先決めようと思うとかなり運に左右されると思う
そして新卒の時よりも個の経験を評価してくれるから、面接通ってもダメでも納得感がある
その納得感をより強調させたのがエージェントの存在
これだけエージェントサービスを利用して一切金がかからないというのが本当に信じられん
逆に募集かけてる企業はどんだけエージェンシーに金払ってんねん
広告代理店からの転職なので、
自分がいた業界を俯瞰して見るという意味でも、新しい企業で代理店と一緒に仕事できる機会があればいいねと今はなんとなく思っている
そんなこんなでこのブログを開設するまでの自分を振り返る記事を長々と3つ書いた
今後は肩の力を抜いてくだらない趣味のことを備忘録として残していく
仕事の話は書きたくないよ~